axiomatism〔公理主義〕

【務め〔duties〕】

【両儀〔選択肢〕】
 目的の達成を動機とし前提とする限り、結果について抽象的善果悪果の両儀を生じ、抽象的善因悪因の両儀を生じる。
 目的に適う〔同一律に適合する〕結果をもたらす原因との関係が善因善果。
 目的に反する〔同一律に反する〕結果をもたらす原因との関係が悪因悪果。
【選〔選択肢を〕挙〔挙げて選ぶ〕】
 目的の達成を望む限り、選択肢として排他的因果関係〔善因善果と悪因悪果〕を挙げることを要し、善果をもたらす善因とは排他的関係にある悪因悪果を選択する限り、目的の達成は阻まれ却けられる〔所謂、因果応報〕。
 故に、善因を選ばなければ成らず、悪因を排除しなければ成らない。
【axíōma〔公理〕の適用】
 因果律と論理法則の適用は結果予見の性質を有し、排中律の適用は悪果をもたらす悪因を排除する悪果回避の性質を有する。
 目的の達成を望む限り、結果予見と悪因の排除〔悪果回避〕を要す。
 これを「務め」という。

著者 
太田黒 健

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