日本国憲法　前文に掲げる「正当」な「選挙」とは、人類社会すべて構成員に対し、選択肢を挙げ、目的、理〔因果律〕、論理法則〔同一律、排中律〕に適う選択を行うことであって、理〔因果律〕、論理法則〔同一律、排中律〕を前提として抽象的規範を導き出す制度。

　ａ．　demos（人民）の意思に対し、axíōma〔公理〕を優先する〔公理主・人為従〕。
　ｂ．　axíōma〔公理〕に対し、demos（人民）の意思を優先する〔人為主・公理従〕。

　自由について、demos〔人民〕を優先すると「気儘〔我が儘〕」を意味し、axíōma〔公理〕を優先すると「自己由来」を意味する。

　人民主・公理従を前提とする限り、自由とは我が儘であって、因果律と論理法則〔同一律、排中律〕を適用しない不作為は、混一をもたらし、混乱をもたらす。
　因果律と論理法則〔同一律、排中律〕を適用しない選択〔人為〕こそが罪の源〔結果予見の務めに反し、悪果回避不能に陥る〕。